囚人にはピンク近年めざましいもう一つの出来事は米国の刑務所で、模範囚人用に(バブルガム・ピンク)色の部屋が広く採用されていることである。特別にピンク色に塗られた独房を、監獄や少年院、その他の厚生施設で試用したところ、その結果は一様に驚くべきものだった。収監者の筋肉の強さが2.7秒で減少したとの報告もある。(ベーカー・ミラー・ピンク)(バブルガム・ピンク)色は心理的に、というより身体的に効果を発揮し、とてもいら立った神経を数分で鎮めることがわかっている。これまでは体罰や鎮静剤の投与によって鎮めるしかなかったが、今では小さなピンク色の独房が使われるようになり、暴力行為や攻撃的な行為の発生が激滅した。もともとワシントン州タコマの臨床心理学者であるアレキサンダー・シャウスが使い始めたベーカー・ミラー・ピンク色は、今では世界中の何百という刑務所で採用されている。新生児には青い光、偏頭痛には赤い光、囚人にはピンク色の壁が利用されているように、赤と青の光が運動選手の能力を向上させるために利用されている。テキサス大学の最近の研究によると、赤い光を見ると他の色の光に比べ活力が13.5パーセント増し、胸の筋肉の電気的な活動も5.8パーセント増した。この研究によると、短時間赤い光を見ると運動選手の瞬発力が高まり、一方青い光を見ると持久力がたかまるらしい。以上の研究から、特定の色は心の状態や行動だけでなく、生体の機能にも影響を与えることがわかる。もしも私たちの心の状態や生活機能が色の影響を受けるのならば、細胞レベルではどんなことが起きているのだろうか?
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紫色の絵画
藍色の絵画
青色の絵画
緑色の絵画
黄色の絵画
オレンジ色の絵画
赤色の絵画
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光による様々な効果
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