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学習障害の打破

 1982年に私は、親や先生から報告された幼児の患者に起きているあらゆる変化と、治療後患者に見られた変化(検眼図による)を逐一書きとめ始めた。そのいくつかをざっと調べた後、私は対照研究を行うことにした。視野、記憶、眼の動きの早さや正確性に対するシントニクス(着色光による治療)の、他に類のない効果を調べるためであった。

 その研究は、学習障害(特に読む領域)のレベルが同じ被験者のグループに限られた。実験グループは一定した周波数の光を20分間見つめる。これを週四回、六週間続ける。比較対照グループは着色光の治療をまったく受けない。両グループの参加者は、いずれも処方された眼鏡、視覚治療、個人指導、心理カンセリングといった治療を並行して受けているわけではない。六週間の実験終了後、再チェックした両グループから次の結果が得られた。

1実験グループの<視野>の拡大は対照グループの20倍。

2実験グループの眼の<注意持続時間>の増加は、対照グループの約4倍。

3実験グループの<視覚の記憶力>の増加は、対照グループの7倍。

4実験グループの<聴覚の記憶力>の増加は、対照グループの1.6倍(統計的には有意でない)。

5<眼の動き>の速さと正確さにはあまり差がない。

 おそらくこの研究から得られる最も有意義な情報は、当初考慮に入れなかった部分や、特に親や教師の観察に基づく部分に関わるものである。例えば、生まれつき視野が広い被験者は、視野がもともと狭い被験者よりもあらゆる項目で改善が著しい。この発見が重要なのは、生まれつき視野が広くないとしても、シントニクスを使えば被験者の学習障害に統計的に有意な改善効果があげられることを示しているからだ。実験グループの子供たちの親や教師がつけている日誌によると、一番多く目につくのは、引っ込み思案の子が殻を破るとか、やんちゃな子がおとなしくなるとか、子供たちが以前より開放的で感受性が豊かになったということであった。おまけに、被験者の75パーセントがみずから学業が向上したと報告しているし、40パーセントは目に見えて字がじょうずになった。活動亢進の子供をおとなしくさせるためによく使われる薬であるリタリンを服用していた被験者が二人だけいたが、常用するのを完全にやめることができた。

シントニクスの事例研究

光の医学を拝読されますようお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

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