色＝黒
黒色は光の欠如を象徴し、色素または色として黒はほとんどのスペクトル光を吸収し、ほんのわずかな光を反射するのみである。白の反射色にある黒は、葬儀用カーテンの色であり、生命の喪失または欠如を象徴している。西洋では、愛する人や誰か非常に敬愛していた人を失った時に、黒い喪章を腕にはめて深い悲しみを象徴する。黒はエネルギーや活力を吸収し肉体的・精神的疲労を後に残すので、黒の周りにあまり長くいると健康が失われる可能性がある。黒色の衣服は皮膚を通じた毒素の適切な排出を阻害し、また暗いムードをかもし出す。暑い日には、身に着ける衣服の黒みが少なければ少ないほど、快適な気分になるだろう。最大のマイナス面では、黒は人間の邪悪な側面を助長して犯罪傾向を引き出すと言われている。最も卑劣な悪事は通説によれば夜間におこなわれ、極悪人は「腹黒い」と呼ばれている。

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